M.O.Fニコラ・ブッサン氏の講習会
先日、M.O.F(フランス国家最高職人賞)シェフ、ニコラ・ブッサン氏の講習会に参加して来ました。
通訳として一緒に来日されたM先生は、私の製菓学校時代の恩師。
再会できて嬉し~い。
去年のフランスお菓子巡りでもお世話になりました。
あ、M先生は女性です。
製菓学校を退職され、今はニコラ氏と同じくパリのグランマルニエで働いてらっしゃいます。日本同様、今年はパリもカップケーキがブームだそう。
もともとアメリカのお菓子なので、見た目がキュートでも、「甘い、重い、美味しくない」の3拍子のカップケーキが多いですよね…
シェフも同じことをおっしゃっていました。ローマジパン入りの生地に、グランマルニエのジュレが入ったトリュフボール、クレームムースリンヌを絞り出して仕上げています。
今回の講習会は、全てのお菓子(6品)にグランマルニエが入っています。
見た目とてもキュートですが、大人味のカップケーキでおいしゅうございました。
巷ではなかなか美味しいカップケーキに巡り合えませんが、ロリオリ365のカップケーキは見た目も可愛くて、お味も抜群。
東京駅直結の大丸百貨店1階に店舗がありますので、東京土産にいかがでしょうか?
生菓子なので、あまり遠方だと崩れちゃうかもですが、お勧めです。
ル・シュクルでもカップケーキの単発講習会を思案中。
かわいくて美味しいレシピ。私の夏休みの宿題です。ハートのマカロンは、特注のシャブロン型を使用されていました。
シャブロンでも綺麗にピエができるんですね~
試食は丸いマカロン。
表面のピンクのザラメ糖がかわいいですね。
我が家にも色付きのザラメ糖があるので、今度真似したいと思います。食べかけで失礼。
中は、ビスキュイジョコンド、ジュレグリヨット、クレームムースリンヌの3層。
チェリーマルニエが入っているので、やはり大人味。
う~ん、美味しい。
お箱入りの大きなハートマカロンは2人(カップル)で食べるのにちょうど良いサイズ。
パリの有名百貨店ラファイエットで、今年のバレンタインの際、100ユーロ以上のランジェリーを購入した人にプレゼントしたそうです。
もらえた人はラッキーですね。
エキノックス・グランマルニエ、というお菓子。
型が違うだけで、お菓子のイメージも変わりますね~
つやつやのグラサージュ・キャラメル。時間がたってもつややか。
これだけでもル・シュクルに取り入れたい~クロカン、パンドジェンヌ、コンポテ、クレームブリュレ、ムース・オ・ショコラ・オ・レ。
そしてグラサージュキャラメル。紅茶のマカロンとチョコの飾り。
工程がたーくさんあるので、家庭では作れませ~ん。
お団子じゃないですよ~
プレーンとココアのクレープを2枚重ねてクルクル巻いてカットしたものを串にさしています。
モダンアートのよう!!
パティシエは技術だけでなく発想の豊かさも不可欠要素ですよね。シュワシュワ泡は、キャラメルシロップとグランマルニエ、生クリーム、卵白etcの材料を混ぜて、ガスを充填したシフォンで搾り出します。
パーティーデザートに最適ですね~
シフォン欲しいっ。
美味しい~~
プロのショコラは薄くて均一。角も裏も綺麗。
クレムー・ファソン・チーズケック・エ・グランマルニエ。
日本人のチーズケーキ好きを考慮してお作りになったレシピだそうです。
サクサクのサブレ生地にオレンジのジャムとムースフロマージュ。
2種類のソースは、オレンジと、ハイビスカス&ローズ。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
どれも美味しくて感激。
M.O.Fシェフの講習会は久しぶりだったので、とても勉強になりました。
M先生、お誘いいただき、ありがとうございました!!
またフランスで再会できますように。
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