近況です。
ニュースを見るたび増えていく犠牲者の数。
避難所生活を余儀なくされている多くの方々。
日本だけでなく世界中が東北へと目を向けている中、
3食たべてお風呂に入って布団で寝る、
という普通の日常生活を送ることさえ罪悪のような気持ちを抱いている人も多いのではないでしょうか。
それによりキャンセル続出の宿泊施設やレストランなどが多数におよび、大損害で経営が傾き困窮しているところもあるそうです。
見識者いわく、
よく働きよく(お金を)使い、経済を回していくことも復興への道、なのだと。
趣味を楽しんだりランチをしたりお買いものをしたり。
今はとてもそんな気にはなれないかもしれませんが、元気な私たちから徐々に普通の生活を取り戻していくことが復興への第一歩になるのではないかな、と考え始めました。
昨日は用事があり、新宿へ出かけましたが、いつもと変わらず多くの人で賑わっていました。商品も豊富です。
スーパーは、閉店前に行ってもわりと何でも買えるようになってきました。
ガソリンは入手不可。
昨日は午前中に7件回ったけど全て閉店で販売未定。
これも来週あたりには徐々に改善されてくるかな?と思っています。
パンはまだ品薄ですが、入手可能になりました
が、母と姉が強力粉をたくさん送ってきたのでせっせと手作りしています。
以前、モチモチの美味しいパンをお友だちからもらった際、
「ご飯を10%入れている」と言っていたのを思い出し、作ってみたところ…
表面にご飯粒が残ってしまいました
トーストしたら気になりませんが、そのままではちょっと
あとで聞いたら、お粥を入れるのだそう。
K美さん、ありがとう!リベンジしますね
すっかりお菓子作りから遠ざかった生活を送っています。
主食のパンはまだしも、お菓子作りなんて…
という一種の罪悪感のようなものもあり
連休中、お客様にお出しするお茶受けが何もなかったので、マドレーヌを焼きました。
震災後、初のお菓子作り。
混ぜて焼くだけなので、作ったというほどのものではありませんが…。
リチャードくんが今度テレビに出ることになり、テレビ局のスタッフの方がお見えになり、打ち合わせがありました。
その際にお出ししました
今年に入ってから、雑誌、新聞、テレビ、と大活躍?のリチャードくんです。
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放射能漏れにより、国外退避勧告の出ている国もありますが、
アメリカは、
「原発から80キロ以上西へ避難すること」
との通達。
神奈川は今のところ安全圏ですが、横浜に住む弟のアーネスト君はボストンに帰ってしまいました
もともと子供たちが春休みに入ったら帰省する予定だったそうですが、なんとなく置いて行かれた感が~
「早く日本から逃げて!!」
と、リチャードくんの海外の友人知人からたくさんメールが入ってきます。
日本政府の会見内容より、もっと深刻に報道されているらしいです。
暴動や略奪がないこと。
辛抱強く静かに炊き出しに並ぶ姿。
諸外国からは称賛の声もあがっているそうです。
リチャードくんも
「日本人のこの素晴らしい精神があったからこそ、日本は戦後すぐに立ちあがったのだろう…」と。
未曾有の災害で多くの命が犠牲になり、日本全体が沈んでいる中、元気なわたしたちにできること。
節電、節水、募金、救援物資。
早く元通りの生活に戻り、経済を立て直すこと。
群集心理に流されない冷静な行動。
そして、思いやりの心。
復興への道は始まったばかりです!!
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●4月のお菓子教室について
牛乳、卵などなど。販売制限がなくなり、通常の買い物ができるようになってからの再開となります。
また、車でお越しになる生徒さんも多いため、ガソリン供給制限もなくなってからの再開を考えています。
4月再開は厳しいかもしれませんが、状況をみて3月下旬に決めたいと思っています。
ル・シュクルお菓子教室
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